春みたいな冬

現実が目まぐるしくてずっと地上に降りてこれない。こんな真冬に人生が動くこと、あるんだな。

 

今日は母親と一人暮らしを始めるために物件を見てきた。月二万五千円で声は出せなくても屋根と壁とエアコンのある生活ができるなら、それは幸福だと思う。

部屋を見ながら即決しても良いものか、と悩んでいたら不動産会社の人にとにかく安い物件であることを何回も推されて少しウケた。そないに言わんでも。 なんだか覇気のない人で、セブンイレブンセブイレと略す人だった。

 

徒歩圏内にスーパーもドラストもあったし、大学からも近くて不満な所も妥協できる所だし、たぶんこのまま行けばあの物件が私の家になるんだろうな。バイト探し、頑張らねば。